Blog スタジオカーサの日常

『大カプコン展』と、解像度について

こんにちは!スタジオカーサ小山です。
ひとつ前のブログの続きで、同日に
大阪中之島美術館で開催されていた

『大カプコン展』も見てきました。

『大カプコン展』は完全に主人の趣味で、

正直興味が無かったのですが^^
実際見てみると制作者(1つの作品に200人ほど関わるそうです)
の想いがあふれていて、思いの外感動してしまいました。

 

特にすごいなと感じたのが、モンスターハンターのキャラクター1つにしても
表面の部分を何百倍も拡大をすると、

細かい幾何学模様の結晶で構成がされていて、
その効果でキャラクターの完成度の高いリアルな質感が表現できている事です。

今回の展示で『解像度』について改めて考えるきっかけになったのですが、
解像度の高さは、住宅設計にも大事な要素だと感じています。

 

プランが確定してから後付けのように解像度を上げにかかる(納まりや間合いなど)と、
どうしても取って付けたような空間になってしまったり、
『ここはこう納めるべきだったな』という

気づきが後々出てくるけど、

もう戻れない等という事が起きてしまいます。

 

ゾーニングプランがきまった段階で解像度を上げて

納めたい納まりを考えてからプランを作成すると
確かに完成したお家に淀みが無い、

解像度が高い住宅が出来ると思います。

 

淀みのない、そこにいて清々しい、

解像度の高い何かをつくる為には、
解像度を『どのタイミングで・どの程度上げるか』がとても大事だと、
今回の展示を通じて再確認できたような体験でした。

 

 

東京でも展示が開催されるみたいですね^^
気になる方はぜひ足を運んでみてください!

この記事を書いた人

小山 郁美
設計・インテリア担当

小山 郁美

Ikumi Oyama

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