Blog スタジオカーサの日常

家族と快適に暮らすための住宅設計 ー 愛犬との共生を考える

こんにちは小山です^^
お家をご検討中のお施主様で、愛犬に配慮したお家にしたいというお話をよく頂きます。
大切な家族の一員ですよね。今回は住宅設計の視点から、犬との暮らしをより豊かにする工夫をご紹介します。

 

1. 床材の選び方

犬にとって滑りやすい床は関節に負担がかかる原因になります。
特にフローリングは滑りにくく無いか等注意が必要です。
おすすめは以下のような素材もおすすめです。

■フロアカーペット:柔らかくて滑りにくく、掃除も簡単。部分的に掃除ができます。

■コルクタイル:適度な弾力があり、冬も冷たくなりにくいです。

 

2. 専用スペースの設計

犬にも「自分だけの安心できる空間」が必要です。
リビングの一角や廊下の隅など、家族の気配を感じられる場所に、
居場所を設けてあげると良いです◎

また、温度調整しやすい場所がおすすめです。
直射日光・エアコン直風を避けましょう◎

3. 犬に優しい動線

散歩や外遊びの後、玄関からすぐに洗えるような動線を考えると便利です。
玄関→洗面所→リビングへとつながる動線
庭への出入り口には「ドッグドア」を設置することも初期段階で検討した方が良いですね。

 

4. 噛み癖・いたずらへの対策
若い犬や好奇心旺盛な犬は、配線や家具を噛んだりいたずらすることも。
以下のような設計で予防が可能です。

■配線は壁に埋め込む・コードカバーで保護

■収納は扉付きにする

■食べ物などは高い位置に収納

 

階段の形状も、犬が上り下りしやすい寸法があります。

こちらの寸法を参考にすると、上り降りでわんちゃんがヘルニアになってしまう等

リスクを減らすことができます。

 

犬と暮らす家は、ほんの少しの工夫で大きく快適性が変わります。
設計の段階から「犬の目線」を取り入れることで、愛犬と家族がともに安心して暮らせるお家が
計画できていくのだと思います^^

この記事を書いた人

小山 郁美
設計・インテリア担当

小山 郁美

Ikumi Oyama

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