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スタジオカーサの日常
注文住宅と建売住宅のメリット・デメリットを再確認
- Category:暮らしの風景(設計士ブログ)
- Writer:樽角 健一
こんにちは、スタジオカーサの樽角です。
今日は、住まいを選ぶ際に知っておきたい、
「注文住宅」と「建売住宅」のメリットとデメリットについて
お話ししたいと思います。
それぞれの特徴をしっかりと理解して
ご自身にぴったりの住まいを見つけていただきたいと思います。
家を「買う」ことと「建てる」ことは
どちらも住まいを手に入れる方法ですが
求めるものには少し違いがあります。
この違いを理解しておかないと、後から「こうすればよかった…」
と後悔することもあるかもしれません。
まずは、私たちがご提案する「注文住宅」についてです。
注文住宅のメリット
- 自分らしさを形にできる:間取りや性能、素材など、
細かな部分まで自分の好みに合わせて選ぶことができます。 - 理想の場所に建てられる:住みたい場所に、自分だけの家を
建てることができます。 - 建築の過程を見守れる:家が少しずつ形になっていく過程を、
自分の目で確かめることができます。
注文住宅のデメリット
- 費用がかかる:建売住宅に比べると、建築コストが高くなります。
- 時間と手間が必要:打ち合わせや計画に、たくさんの時間と労力が
かかることがあります。 - 完成まで時間がかかる:すぐに住むことはできませんが、
待つ楽しさも味わえます。
次に、「建売住宅」の特徴も見てみましょう。
建売住宅のメリット
- お手頃な価格:注文住宅よりも、費用を抑えることができます。
- 手間がかからない:すでに完成しているため、打ち合わせの必要がなく、
すぐに決められます。 - すぐに新生活を始められる:購入後、すぐに引っ越して、新しい生活を
スタートできます。
建売住宅のデメリット
- 選べる自由度が少ない:間取りや素材など、変更が難しいことがあります。
- 立地の選択肢が限られる:物件が販売されている場所は、
限られていることが多いです。
どちらにもよい点がありますが
大切なのは、住まい手が何を一番大切にしたいかです。
理想の家をつくる「付加価値の高いサービス」を選ぶか
タイパ(タイムパフォーマンス)やコスパ(コストパフォーマンス)
重視の「手軽で手ごろな商品」を選ぶかの住まいに
対する価値観の違いによる選択です。
ですので
建売住宅に、注文住宅のようなきめ細やかなサービスを求めたり
注文住宅に、建売住宅のような手軽さを期待しても
本来の価値が異なるため、満足するのは難しいかもしれません。
「住まいを手に入れる」という大きな決断をする前に
ご自身が住まいに何を求めているのかをじっくり考えてみると
後悔のない選択ができるのではないでしょうか。
この記事を書いた人
設計・インテリア担当
樽角 健一
Kenichi Tarukado