土地面積21坪&北向きの土地でも諦めることなく、憧れが叶いました
Q スタジオカーサに決めた理由(決め手となったポイント)はなんでしょうか?
家の具体的な話の前に、私たちがどんな想いで家を建てたいかなど、まず私たちのことをしっかり聞いてくれる打合せが印象的でした。
実は他社さんをまわる中で、担当者さんの勢いにのまれて思ったことを言えないケースがあったんです…。
だからこそ、カーサさんでの打合せの時間がとても愉しく、自分の想いを伝えながら家づくりができそうだと感じました。
さらに、提案されたプランが私たちの想いに寄り添った間取りだったことに加えて、「こんなことができるんだ!」という想像を超えるワクワク感のあるものだったことも大きな決め手につながっています。
Q 「取り入れてよかった」と思う、設計士からの提案は?
土地面積21坪&北向き、さらに斜線制限がある土地だったので3階建ては諦めて2階建て+ロフトを考えていました。
でも、満足のいく日当たりと収納スペースが確保できないのでは…という不安が払拭できずにいた中、設計士さんが天空率を使って3階建てを建てる提案をくれたんです。
まさか3階建てが叶うなんて!と驚きました。
Q 家の特長を教えてください
3階建てにすることで、2階のリビングに吹抜けを設けたり、ファミリークロゼットをつくったりと理想の暮らしが叶う間取りになりました。
2階はキッチンを中心にレイアウト。いる時間が長い場所だからこそ、壁を好みの色に塗装してタイルを貼るなど、細かな部分にまで想いを反映させました。
収納面では、収納部屋という形をとらなくてもちょっとしたスペースを収納に活用しています。
例えばその一つが、玄関に置きたいと希望したベンチです。暮らしに合わせて提案&造作してくれたことで、座って靴を履いたり、買い物帰りの荷物を置いたりするほか、ベンチ下を収納スペースとして使い、子どもの砂場セットなどをしまう場所として活躍しています。
経験豊富な設計士さんならではの提案だと感じましたね。
Q お気に入りの場所はどこですか?
LDKの一角にあるヌックです。
最初は小上がりの和室を考えていましたが、どんな使い方をしたいのかを設計士さんと掘り下げて「本当に必要なスペースは何か」を見直す中で、ヌックに変更したんです。
ヌック内に造作した深めのベンチによって子どもがお昼寝をするだけでなく、ティータイムを愉しんだり、ミシンを使ったりもできる空間になったほか、ベンチの下は収納としても使えるので便利です。
ゆっくりと寛げるスペースでありながら、家族がリビングで過ごしている時にここでミシンやアイロンがけをするなど、家族の気配を感じながら家事もできるお気に入りの場所です。
Q 住み心地はどうですか?
北向きなので、日当たりは特に心配していましたが快適です。
人通りのある立地のため、リビングの南側に窓を設けていないのですが、吹抜けに加えて天窓や3階の窓から光を採り入れる設計のおかげで、周囲からの視線を気にせず、明るく暮らせています。
また、床にはキズが目立ちにくい北海道産のナラ材を採用しました。
コストの面で床暖房をカットしましたが、冬はエアコンをつけるとほんのり無垢床が温まり、気持ちがいいです。
気密性も高いからか、エアコンを切っても暖かさが保たれています。
Q 家づくりで印象的だったエピソードを教えてください
どこかに飾り棚をつくりたいと思っていたのですが、その希望を言う前に設計士さんから「ここに飾り棚をつくるのはどうですか?」と提案をもらったんです。
「どうしてやりたいことがわかったの!?」と驚きましたね。
こちらの好みを熟知してくれているからこそ、「それやりたかったんです!」と思う提案があり、うれしかったです。
Q 暮らしの変化はありましたか?
引っ越す前はなんとなく体調がよくないな…という原因不明の体調不良がよくあったんです。
でも、不思議なことに新しい家に引っ越してそれがパタッとなくなって。
無垢床の香りに気持ちが落ち着いたり、料理をがんばりたいと思えるキッチンになったりと気持ちの変化も大きいのかもしれません。
家族で食卓を囲む何気ない時間さえも「幸せだな」と感じられるものになりました。
Q スタジオカーサとの家づくりの感想を教えてください
スタジオの居心地がよすぎて、リラックスして色々な話ができました。
「こんなことをやってみたい」と伝えると、「やったことがないのでできません」ではなく「やってみましょう!」と快く言ってくれたり、難しい場合でも「こんな方法ならできます」と+αの提案をくれたりしたので、自分の意見をのみこむことなく一回言ってみようと思えましたね。
標準仕様からお洒落なので、まちがいなくお洒落な家ができるという信頼感があり、迷った時は「お任せします」と安心して言えた点も依頼してよかったポイントです。