設計士・現場監督・大工と、つくり手の顔がみえる安心感がありました
Q スタジオカーサを知ったきっかけはなんでしょうか?
マンションに住んでいましたが、家で過ごす時間がふえたことがきっかけで、もともと興味があった戸建てを検討するようになりました。
ちょうど希望の条件に合う土地が見つかったので購入し、その後、インターネットなどで工務店を探す中で、たまたまスタジオカーサさんのHPにたどりつきました。
Q スタジオカーサに決めた理由(決め手となったポイント)はなんでしょうか?
いくつかの会社さんにプランを提案してもらっていたのですが、正直にお話すると、値引きのあった他の会社さんに比べて、スタジオカーサさんは少し予算オーバーだったので迷いもありました。
でも、設計士さんと波長が合い、気さくに話ができること、同じ目線で「一緒につくる」という感覚を持てたことが大きかったです。
また、夫婦で「誰につくってもらったのかがわかる家にしたい」と話していたことや、設計図通りにできあがる施工力も大切だと考えていたので、設計士さんや現場監督さんだけでなく、大工さんも含めて、つくった人の顔がわかる家づくりも依頼の決め手につながっています。
Q 家の特長を教えてください
日当たりのいい、明るい家にしたいと考えていたこともあり、リビングは2階に配置しました。
リビングに面して3畳のバルコニーを設置したので、窓からの外の景色を眺めたり、夏はバルコニーでプールを愉しんだりしています。
設計士さんがリビングを1階と2階に配置した2つのパターンの間取りをつくってくれ、暮らしかたをシミュレーションしたうえで、どちらが快適に過ごせるかを比較検討できたのがよかったです。
そのおかげで、約27坪の延床面積ではありますが、空間の広がりを愉しみつつ、家族が心地よい距離感で過ごせる家になりました。
Q 家づくりで特にこだわった部分は何ですか?
視界が抜ける開放感にこだわりました。
吹き抜けでリビングとロフトをつなげることで空間が上に伸びていくようにして、ロフトは細いアイアン手すりで圧迫感のないデザインにしました。
そのほかにも、天井高の2.2mに合わせて配置した窓や、90cmと低めに設置した照明のスイッチによってすっきりと広がりのある空間をつくったり、キッチン背面の吊戸棚は上部のスペースを空けて抜け感をつくったりと、細かな部分にも工夫をしています。
Q お気に入りの場所はどこですか?
リビングはお気に入りの場所の一つですね。
窓からの景色、差し込む光や風、吹き抜けの開放感、木とアイアンを組み合わせたスケルトン階段の美しさなど、ソファから見える景色にもこだわった居心地のいい場所です。
子どもたちもリビングで過ごす時間が増えました。
Q 家事動線で大切にしたポイントは何ですか?
キッチンの正面に洗面室や脱衣・浴室を配置して、水回りをまとめました。
洗面室には家族が使いやすいサイズの洗面台、タオルや着替えを収納できる棚も造作しています。
キッチンから洗面室の様子が見やすいように設計したほか、キッチンの正面に階段を配置して帰宅した子どもたちの表情が確認できるようにするなど、家事をしながら家族とコミュニケーションがとれるようにしています。
Q 住み心地はどうですか?
住みやすくて快適ですね。
冬の寒さが心配で床暖房を入れようかなと思っていたのですが、
設計士さんから床暖房は入れなくても大丈夫だと言われてやめました。
ナラの無垢床がほんのりあたたかく、本当に床暖房は入れる必要がなかったと実感しています。
Q スタジオカーサとの家づくりの感想を教えてください
こちらの希望を形にできるようあれこれ提案をもらいましたが、結果として不満や違和感なく家づくりを進められたのが、
スタジオカーサさんの魅力ですね。
家を建てた後も、OBの集まりを一緒に企画するなど、いいおつきあいが続いています。
設計士さんと波長が合うだけでなく、OB同士も同じ空気感で集まれるのがよかったです。