マンションの売却から先が見えない家づくりを助けてもらいました

家を建てようと決め、土地探しや工務店探しをしていましたが、なかなか話がスムーズに進ます、自分たちの限界を感じていた時に住宅情報誌で偶然見つけたのがスタジオカーサさんでした。

施工例の雰囲気が素敵で「この会社なら私の好きなモノや話をわかってくれそう」と思い、相談に行きました。

家を建てるにあたり、所有していたマンションの売却、土地探しや土地の購入などわからないことばかりだったのですが、家づくりがどう進むのか、お金の動きも含めて丁寧に教えてもらうことができました。

不安でいっぱいだった私たちに「大丈夫ですよ」と心強い言葉をかけてくれ、「助けてもらえる先があった」という気持ちになり、初回の打合せ後、そのままお願いしようと思いました。

「美術館のような家にしたい」と考えていたので、迷った時はいつも「どうしたら美術館のような空間になるか」に立ち戻って判断するようにしていました。

例えば、父親から譲り受けた北海道の民芸家具はよく見える場所に素敵に置きたいと思い、設計段階でどこに置くかを相談していました。
1階の階段下に置く場所を用意し、家具に合わせて好きな作家さんのライトもつけています。

インテリアがすごく好きなので、ライトを空間ごとに選ぶのも愉しかったですね。

キッチンは最初からこだわりたいと考えていた部分でした。
メーカーに直接見に行き、天板に天然石の風合いをもつフィオレストーンを使ったキッチンを選びました。
キッチン背面にはカップボードを置き、その延長線上となるダイニング側に木製の収納カウンターをつけています。

また、アイテム一つひとつの色にもこだわりました。
中でも階段のアイアンの色すごく悩んだポイントです。
北海道産のナラの無垢床やキッチンの色とにらめっこをしながら、どの色が合うかを考えました。

階段をあがった先につくった本棚スペースはお気に入りの場所の一つです。
両側に本棚があり、椅子を一脚置けるくらいの小さなスペースですが、本棚がほしいという希望からこの空間を提案してもらいました。
自分たちで選んだアクセントクロスも含めて、とても気に入っています。

実は土地が予算オーバーだったので、こだわりたいと思っていたキッチンは理想を諦めかけていました。
そしたら設計士さんが「これならできるかも」と予算と理想の両方が叶うメーカーを紹介してくれたんです。
どうやったら理想に近づけることができるか、予算も含めて提案してくれたのがよかったです。

完成見学会にも何邸か足を運びました。
アイアン階段や吹抜け、キッチンパネルの色など、「我が家にも取り入れたい」というアイデアがあり参考になりました。

暮らしやすい動線を考えたので、家事にイライラすることが減りました。
以前の家では、特に洗濯が大変でストレスが大きかったのですが、キッチンや玄関からつながる広いランドリールームのおかげで、洗濯がとてもラクになりました。

工務店探しをしている時、私のこだわりが強く、工務店さんに言っていることを理解してもらえないという経験をしていました。
でも、スタジオカーサさんは私の気持ちを理解しようと寄り添ってくれ、とにかく話がしやすく、「苦」がなかったです。

子どもを連れての打合せでも、キッズパートナーさんやスタッフさんが子どもたちと一緒に遊んでくれたので、集中して話ができ、とてもありがたかったですね。
子どもたちも毎回愉しかったようで、打合せに「行きたい！」と言うほどでした。

要望に対してやめた方がいいということがあっても、それを上手に伝えてくれるので、嫌な気持ちになることなく、納得して決めていくことができました。

もし「意見を言いにくい…」という状態だったら家づくりがつらかったと思うので、気兼ねなく話ができたり、気になっていることを聞けたりする雰囲気がよかったです。
話し上手で聞き上手な設計士さんのおかげですね。