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スタジオカーサの日常
床を見切るライン
- Category:暮らしの風景(設計士ブログ)
- Writer:笹沼 泰斗
こんにちは!
スタジオカーサ笹沼です◎
お家を作る際、洗面所やキッチンなどの水回りは床材を変えることが多くあります。
フローリングは何かをこぼした際にすぐに拭かないとシミになります。
一方でクッションフロアやタイルはシミになりづらく、掃除がしやすいことからご提案することが多くあります。
材料が変わるとどこで区切るかが重要になってきます。
切り替える場所としては、
「壁の角」「建具の厚さの中心」など空間や用途が変わるポイントが多くなります。
ほとんどが綺麗に納まるのですが、引き戸の際には注意をしています。
理由としては扉が閉まっている際にどうしても切り替わり部分が見えてしまうからです。
扉が納まる部分に細く扉の向こう側の材が入ってきたり。
細い材が入らないようにすると、扉の中心から見切りのラインがズレて扉が閉まっていても見切りが見えてしまったり。
そこで、途中で見切りを折ってどちらも解決しています◎
とても小さな部分ですが、完成した際の綺麗さは間違いないです^^
細かい作業になりますが、私たちの想いを形にするために様々なアイデアを出してくれる大工さんには感謝しかありません。
是非、引き戸で床材を見切る際のご参考に!!
この記事を書いた人
現場監督
笹沼 泰斗
Taito Sasamuma