本当に必要なモノを見極め、固定観念にとらわれない家づくりに大満足
Q スタジオカーサに決めた理由(決め手となったポイント)はなんでしょうか?
最初に設計士さんに相談をした時、家づくりに関してすごく愉しそうにお話をする姿が印象的で、本当に家づくりが好きなんだということが伝わってきました。
こういう人なら質のいい家を建ててくれるだろうと思い、夫婦で迷わず「ここだね」と依頼を決めました。
Q 家づくりにおいて最初にどんな希望を伝えましたか?
「こんな暮らしがしたい」という私たちの想いをもとにプロに提案してもらいたいと思ったので、私たちの暮らし方をまとめた資料をつくり、設計士さんに渡しました。
家族構成、仕事の仕方、ごはんをつくる時間帯、モノの量といった情報のほか、家の中で緑を感じたい、モノが出ているのが好きではないといった希望も資料にまとめました。
具体的な間取りの希望ではなく、私たちの暮らし方や、暮らしで大切にしたいことを積極的に伝えました。
Q 土地探しはどう進めましたか?
土地探しも設計士さんが伴走してくれました。
候補の土地に対して、設計士さんが「この土地だと庭をつくるのは難しいかもしれないけど、こんな方法で緑を取り入れられますよ」など、思い描く暮らしがどんな形で叶うのかを教えてくれたので、心強かったですね。
土地が決まった段階ですぐパースをつくってくれたので、家のイメージもスムーズでした。
Q 家の特長を教えてください。
「家はこうあるべき」というような固定観念を取り払った間取りが特長です。
例えば、玄関からオープンにつながるLDKや、玄関土間から出入りする書斎など、廊下をつくらない間取りをはじめ、家族以外が入ることのないプライベート空間となる2階の寝室にドアをつけないなど、ドアで仕切るのはトイレやお風呂など必要最低限の場所にとどめています。
限られた土地の中で意味のない空間や余計なモノはいらないと思っていたので、「私たちの暮らしで本当に必要なモノは何か」を見極め、設計士さんが先入観にとらわれない提案をくれたことがよかったです。
Q 「取り入れてよかった」と思う、設計士からの提案は?
よかった提案はいろいろありますが、天井を少し低めの2200cmにする提案はすごくよかったです。
リビングから庭が見えて空間に奥行きを感じられるからかもしれませんが、まったく圧迫感がなく、とても居心地のいい、落ち着く空間になりました。
天井は高いほどいいと思い、住むまでは2200cmだと低いのではないかと心配もしていましたが、必ずしもそうではないのだと実感。
逆に天井が高すぎると広さは感じても落ち着かなかったんじゃないかと思います。
Q 住み心地はどうですか?
庭が見える生活は気持ちがいいですね。
外からの視線を気にすることなく過ごせるよう、庭を高めの壁で囲っているので、カーテンいらずの開放感ある生活ができています。
夜、ライトアップされた庭をリビングからボーっと眺めたり、庭を見ながらヨガをしたりと、カーテンを閉めなくていいからこそ、こうした時間も叶っています。
Q お気に入りの場所はどこですか?
庭が想像以上にいい出来で、とても気に入っています。
庭の設計はスタジオカーサさんにほとんどお任せしたのですが、木を植えるだけでなく石や苔も計画してくれ、趣のある庭ができました。
デッキにレジャーシートを敷いて子どもがごはんを食べたり、プールを出して遊んだり。
子どもが庭で遊ぶ様子を見守りながら家事ができるのも便利です。
Q 家づくりの感想を教えてください。
愉しく家づくりができ、満足度もとても高いです。
設計士さんが私たちの希望をそのまま受け入れるのではなく、「いい」「悪い」をきちんと言ってくれたことで、お互いに屈託なく意見交換をしながら家づくりができました。
設計士さんとしては、こちらの要望を「ハイハイ」と言って受け入れるほうがラクなはずなのに、きちんと向き合い、さまざまな提案をしてもらえたことが、満足度の高い家づくりにつながっています。
Q スタジオカーサに依頼してよかった点を教えてください。
照明も私たちの好みに合わせて提案してくれたのですが、「無駄に明るくしたくない」という私たちの希望を汲んで、照度を計算して必要最低限の照明位置もあわせて提案をしてくれました。
設計士さんと相談して選び、購入したペンダントライトが届いた時にはすぐに「見たい!」と言ってくれ、私たちと一緒に家づくりや家の完成を愉しみにしてくれているんだと感じました。
家づくりが本当に好きだからこそ、また、家づくりにきちんと想いを持ってくれているからこそ、「仕事」という感じではなく、家族目線になって一緒に考えてくれる姿勢がとてもうれしかったです。