幼い頃から思い描いた”家”という夢を、オーダーメイドで実現しました

小さい頃から「いつか自分の家を建てたい」という夢があり、
思い描いている家のイメージがありました。
いろいろな工務店の施工例を見ながら依頼先を探していたのですが、
自分のイメージに合うテイストの家を建てているのがスタジオカーサさんでした。

初めてスタジオへ相談に行った時に、スタジオのおしゃれな雰囲気が思い描いていた家のイメージや好みにぴったりで、「この会社なら間違いない」と確信しました。

実は他にも検討している会社がいくつかあったのですが、建築家さんのこだわりが強くて自分の意見が言いにくかったり、セミオーダーで決まったパターンからしか選べなかったり…。
スタジオカーサさんは設計士さんがこちらの意見を丁寧に聞き出してから提案をくれるだけでなく、フルオーダーで自由に家づくりができたので、思い描いていた家が形にできると感じました。

飛び石を意識した玄関アプローチ、和風の照明、旅館の天井をイメージした和室、
リビングと和室を仕切る障子など、自分たちが好きな和テイストやレトロ感を取り入れながら、
空間をデザインしています。

また、家に人を招きたいという希望から、居心地のよさは大切にしました。
ダイニングからキッチンの中が見えないようにカフェのようなカウンター扉をつけたり、リビングの床をダイニング&キッチンより20cm高くして天井との距離と近づけることで包まれるようなあたたかさを出したり、空間の美しさやインテリアの一つひとつにもこだわりながらくつろげる空間をつくっていきました。

夫婦それぞれの生活のリズムが違うので、
お互いの空間や時間を大切にしたいという希望もありました。
夫婦間での家事の分担もきっちり決まっていたので、
効率のいい動線を考えながら設計してもらっています。

玄関の土間収納から洗面所、脱衣室、浴室を一直線につなげた無駄のない動線も便利です。
直線状に配置したことで土間から浴室が見えるので、浴室はガラス張りの扉にして浴室内の窓に視線が抜けるようにするなど、帰宅した時に目にする土間からの景色にもこだわりました。

玄関は友人からも褒められる場所の一つ。

玄関と土間収納を暖簾で仕切るつくりは、好きな和菓子屋さんのエントランスをイメージしました。
「どこかに使いたい」と用意していた真鍮の照明と暖簾の組み合わせが絵になり、気に入っています。

2階にリビングを配置する提案は予想外でしたが、夫婦の個室を1階にレイアウトしたことで、仕事から帰ってきたらそのまま自室に行け、一人の時間も大切にしたい私たちのライフスタイルにぴったりな暮らしやすい動線になっています。

また、階段を家の中央に置き、「リビング」と「ダイニング&キッチン」を分ける提案もお気に入りです。
階段の腰壁がほどよい目隠しになり、空間がゆるやかにつながりながらも、メリハリのある暮らしができています。

どこでどのくらいの時間を過ごすのか、何が私たちにとって心地いいのかを考えた提案は、プロならではですね。

キッチンのディスプレイ棚は「好きなカフェを参考にしたい」と設計士さんに伝えたところ、設計士さんがそのカフェに足を運んで実際に確認したうえで「こんな感じはどうですか」と提案をしてくれたんです。
好きな食器を飾るなど、キッチンは特にこだわりたいポイントだったので、ちゃんと考えてくれているんだ！と驚くと同時にうれしかったですね。

もともと住んでいた家は家事がしやすかったので、できるだけその暮らしをなぞって設計しています。
そのため、いい意味で変化がなく、引っ越したその日から違和感なく心地よく暮らせています。

設計士さんが話しやすく、言いたいことをためらうことなく伝えられたので、
細部にまでこだわりを反映することができました。

あれこれ希望を伝えてもごちゃごちゃすることなく、希望をうまくゾーニングして提案をしてくれたり、予算内に収まるようにコストのコントロールをしてくれたりと、スタジオカーサさんが家づくりのパートナーで心強かったです。